ニンジンを使った自家製天然酵母(ニンジン酵母)の作り方

材料

ニンジン

  • ニンジン 100g
  • 水 200cc
    〔今回は市販のペットボトルの水を使用〕
  • 砂糖 20g
  • 酵母液を作る容器(500cc程度の空き瓶)

※今回酵母を育てた時の温度:25~27℃

酵母の育て方

第1日目(スタート)

第1日目(スタート)

  • ニンジンを水で洗い、表面に付いている土や汚れを落とす。
  • 洗ったニンジンをすりおろす。
  • すりおろしたニンジンを煮沸消毒した容器に移し水を加える。
  • 砂糖を加えてからビンをよく振る。
  • 酵母液が出来上がるまで毎日、日に何度か容器を振り、フタを外して空気に触れさせる。

※今回はいつも使っているレーズン酵母液を大さじ1加えました。

第1日目(12時間後)

第1日目(12時間後)

  • すりおろしたニンジンのすき間に小さな泡が現れてきた。
  • 発酵の進む速度が速い。レーズン酵母を加えた事と気温が高いことがその要因であろう。

第2日目(24時間後)

第2日目(24時間後)

  • 発酵がどんどん進み、発生したガスが大きな泡となり、ニンジンを上に押し上げてくる。
  • ニンジンの香りの中に甘いアルコール臭が感じられるようになる。

第2日目(36時間後)

第2日目(36時間後)

  • まだまだ元気に発酵している。耳を近づけると泡の弾ける音がする。
  • ビンを振るとフタのすき間からガスが抜けるシューという音が聞こえる。
  • ビンの底に白いオリが溜まってきている。

第3日目(48時間後)

第3日目(48時間後)

  • 発酵が落ち着いてきた。
  • 下の方から小さな泡がフツフツと出ており、耳を近づけるとプチプチと音が聞こえる。
  • ニンジンを口にしてみるとほとんど甘さを感じない。アルコール臭があり、少し酸味を感じる。
  • 酵母液の完成です。

できあがった酵母液を濾したもの

できあがった酵母液を濾したもの

  • 下のほうからフツフツと小さな泡が出ています。
  • プチプチと泡の弾ける音が聞こえます。
  • ニンジンの香りが薄れ、甘い香りとアルコール臭を感じます。

酵母の育て方での注意点

  • 使用する器具・容器は清潔に保つこと。煮沸消毒して使って下さい。
  • 酵母は40℃以上になると死滅しますので、いきなり煮沸した熱い容器に入れるような事などのないようにすること。パン作りの際も温度に注意して下さい。
  • 酵母は糖分をエサにして、酸素を取り込みながら成長していくので、日に何度かは容器を振って、新しい空気を入れること。容器を振ることでカビ発生の防止にもなります。
  • 生の野菜を使う際は、砂糖やはちみつなど糖分を加えた方が良く発酵が進みます。
  • 発酵を促進させる目的でレーズン酵母液を加えたが、発酵具合の様子を見ていると特に加える必要もなかったように思われます。ニンジンの酵母は元気で発酵がスムーズです。
  • 酵母液作成途中でカビが生えたり、異臭、ツンッと鼻を突くような臭い(酢のような)がしたら、雑菌が繁殖していますので、新たに作り直してください。アルコール臭や甘い香りがする場合は酵母が上手く成長している証です。
  • 室温が30℃を越えてくると、雑菌が繁殖しやすくなるようですので、特に夏場は涼しい所で酵母を育てて下さい。逆に冬場は酵母の活動が鈍くなります。
  • 従って、酵母は育てる温度に大きく左右されますので、発酵に時間がかかったり、早く発酵したりと、その時々により異なります。
  • 出来上がった酵母液は冷蔵庫で保管して下さい。週に1回ほどビンを振り、フタを取って新鮮な空気を送って下さい。冷蔵庫で1ヶ月以上は生きています。丁寧に継ぎ続ければ、何年も持ちます。

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佐原文枝(著者)販売会社/発売会社:主婦と生活社/ 発売年月日:2007/03/09JAN:9784391623413
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