暑い夏にピッタリ爽やかレモンあんぱん(ドライイースト)
材料
- 強力粉 300g
- ドライイースト 4g
- 砂糖 20g
- はちみつ 10g
- 水 195cc
- スキムミルク 15g
- バター 20g
- 塩 4g
- あんこ 250g(25g / 1個)
- レモン 50g(5g / 1個)
- 卵(仕上げ用) 適宜
こんな材料を使っています-材料の詳細と館長の私見
作り方
具材の準備
- レモンはよく洗ってから冷凍庫に入れて凍らせておく。それをおろし器ですりおろす。種も気にせずにゴリゴリやってください。
- あんことすりおろしたレモンを混ぜてレモン餡を作る。
〔捏ね~一次発酵〕
- 大きめのボウルに、強力粉、ドライイースト、スキムミルク、はちみつ、砂糖と水を分量の半分ずつ様子を見ながら加えて混ぜる。更に塩を加えて捏ねる。
- 生地がまとまってきたらバターを加えてしっかりと捏ねる。
- 生地が捏ねあがったら、2~3倍に膨れるまで一次発酵させる。
〔成形・ベンチタイム~二次発酵〕
- 生地を取り出して上から軽く押さえてガス抜きをして、スケッパー(カード)で生地を10等分する。
- それぞれを丸めて、生地のとじ目を下にして、固く絞った濡れフキンをかけて、20~30分生地を休める。
- ベンチタイム終了後、生地を軽く押さえて7,8cmぐらいの円盤状に平らに伸ばす。
- 伸ばした生地の上にレモン餡を乗せて包み、しっかりととじる。オーブンシートを敷いた天板の上にとじ目を下にして置く。
- 固く絞った濡れフキンをかけて30分ほど、生地が1.5倍ほどに膨れるまで、二次発酵させる。
〔二次発酵~焼き〕
- 表面にハケで卵を塗る。
- 生地の中央部を指(水に濡らす)が天板につく程度までしっかりと押し込む。
- 190℃のオーブンで20分焼いたら完成。
- 焼き上がったら直ぐに、金網や籠の上に乗せて冷ます。
メモ
- 先日、NHKのためしてガッテンで「みそ汁もラーメンも!レモンで激うまにする本気の裏技」のタイトルでレモンの美味しい使い方を紹介していました。その中で紹介していた、「ぜんざい」に「レモンのすりおろし」をたっぷりとかけて食べるという衝撃の場面!それを紹介していたレポーターが美味いと絶賛。にわかには信じられない思いでした。「あんこ」に「レモン」・・・これは本当に美味いのか?やってみるしかないじゃないですか。そこで思いついたのが「レモンあんぱん」です。一応、ネットで検索してみると、オッ、「レモンあんぱん」でたくさんヒットするじゃないですか。「レモンあんぱん」は、それほど珍しいものでもないのかな?画像でチェックしてみると、「レモンスライスが入ったあんぱん」や「隠元豆・レモンジュースから作る黄色いレモンあん」が入ったものが多く見られました。
- さてさて、レモンを丸ごと使うので、無農薬の国産レモンを準備。それをジップロックに入れて冷凍庫へ、前日から準備します。そして、凍ったレモンをまずはおろします。これが意外と大変。手が冷たい!氷を手に持ってゴリゴリやるんですから当たり前。フキンでレモンを巻いておろすことに。これは楽チンです。試しにあんこ250gに対してレモンのすりおろしたものを50g加えることにしました。すっているとレモンのいい香りに包まれます。
- あんこにレモンを加えたら果汁で水っぽくなるかなと心配しましたが、それほど心配することもありませんでした。
- さて、味ですが、爽やかなあんぱんです。甘いあんこの中に爽やかなレモンの香りとほのかな苦味が広がります。美味しいじゃない!暑い夏にピッタリの「レモンあんぱん」だと思います。ここで食べ方にもひと工夫が必要です。この「レモンあんぱん」を食べる前に冷蔵庫で30分ほど冷やします。それから食べると、もっと爽やかさが伝わってきます。常温の「レモンあんぱん」を食べた時にちょっと気になったレモンの皮の苦味が、冷やすことで逆に美味しく感じ、いいアクセントになります。あんこの甘さが抑えられます。そして、レモンの風味もこちらの方がより感じられます。夏の定番のあんぱんになりそうです。
- 1
- 2
パン「こつ」の科学 パン作りの疑問に答える [ 吉野精一 ]
1,760 円 (税込) 送料込





パン作りの疑問に答える 吉野精一 柴田書店パンコツノカガク ヨシノ,セイイチ 発行年月:1993年07月 予約締切日:1993年07月03日 ページ数:222p サイズ:単行本 ISBN:9784388251025 本 科学・技術 工学 その他 科学・技術 その他